ケノンヒーターとオイルヒーターの違いは?メリットデメリットと注意点を解説

ケノンヒーターとオイルヒーターの違いは?メリットデメリットと注意点を解説

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ケノンヒーターとオイルヒーターの違いは?
ケノンヒーターとオイルヒーター、どっちがいいの?

お部屋の乾燥を防ぐため、温風の出ないヒーターの購入を考える人も少なくありません。

ケノンヒーターとオイルヒーターはどちらも温風が出ず、お部屋全体をじんわり足元から温めるヒーターです。

本記事ではケノンヒーターとオイルヒーターの違い、それぞれの特徴やデメリットを解説。
暖房器具の買い替えを検討している方、必見です!

ケノンヒーターとオイルヒーターの違い

ケノンヒーター オイルヒーター
機種名 ケノンヒーター スグダン デロンギ アミカルド オイルヒーター
価格 99,800円 42,800円
暖房範囲 6~11畳(※関東・冬季) 10~13畳
消費電力 1500W~200W 1500W
サイズ 高さ60.9cm
幅22cm
奥行47cm
高さ65cm
幅26cm
奥行52.5cm
重さ 11.7kg 14.5kg
機能 チャイルドロック
転倒時自動電源遮断装置
温度過昇防止装置
チャイルドロック
転倒時自動電源遮断装置
温度過昇防止装置
エコモード あり あり
メンテナンス 不要 不要
製造国 日本 中国

ケノンヒータースグダンとデロンギアミカルドイルヒーターを比較してみました。

一番の違いはやはり本体価格。オイルヒーターはケノンヒーターの約半額となっています。

その他の違いとしてはサイス、温める範囲など。また表面温度も違います。

ケノンヒーター:60℃
オイルヒーター:70℃

表面温度は側面で、ケノンヒーターの本体上部はさらに熱いのでご注意ください。またオイルヒーターは機種によって表面温度が異なります。

オイルヒーターは8~10畳タイプもあり、その場合の消費電力は1200W。デザインや価格など種類が豊富です。

温める仕組みが違う

ケノンヒーターは両面のガラスパネルから遠赤外線が、上部のグリル面からは内部で暖められた熱がでます。

その熱が自然対流を発生させ、部屋全体を足元からまんべんなく温める仕組みです。

オイルヒーターは内部で暖められた油が循環し、パネルから熱がでて部屋全体を温めます。

どちらも内部で暖められた熱を放射する仕組みですが、部屋が暖まるのが早いのはケノンヒーターです。

部屋全体が冷え切っているとどうしても暖まるのに時間がかかるので、付け始めだけエアコンと併用するなどするとより効率的に部屋が暖まります。

オイルヒーターは入タイマーがついているので、寝る前に起きる1時間前からつくようにタイマーをセットしておくといいでしょう

ケノンヒーターとオイルヒーターのメリットデメリット

ケノンヒーターの
メリット
  • ・温風が出ず乾燥しにくい
  • ・部屋全体を足元から暖める
  • ・オイルヒーターより早く暖まる
ケノンヒーターの
デメリット
  • ・電気代が高い
  • ・本体価格が高い
  • ・10畳以上の部屋ではエアコンなどと併用が理想
オイルヒーターの
メリット
  • ・種類が豊富で部屋の広さに応じて選べる
  • ・価格が比較的安い
  • ・乾燥しにくい
オイルヒーターの
デメリット
  • ・電気代が高い
  • ・暖まるまで約30分~1時間かかる

共通するメリットは「温風が出ない」「空気が乾燥しにくい」、デメリットは「電気代が高い」でした。

解決策としてはエコモードの使用、エアコンとの併用などが挙げられます。

どちらも窓の近くに置くと暖房効率が上がるので、購入前に置き場所も決めておくといいでしょう。

ケノンヒーターとオイルヒーターの注意点

電気代

共通する注意点は、やはり電気代。

どちらも消費電力が大きいので、窓際に置く・部屋が冷えすぎている場合は最初だけエアコンと併用する・エコモードがあればエコモードを利用するなど、いくつか対処法を試すといいでしょう。

寒い冬時期だけ使うものなので、温風で乾燥したり足元が冷えて体調を崩す可能性が高い方は電気代を加味してもメリットが大きいのではないかと思います。

火傷のリスク

ケノンヒーターもオイルヒーターも電気ストーブやファンヒーターに比べると急激に熱くなるものではないので火傷のリスクは低いと言えますが、小さなお子様がいるご家庭で「火傷の心配がないからこれにしよう」と決めるのは少しお待ちください。

表面温度はどちらも1~2秒触れただけは火傷しにくいですが、長時間触れると低温火傷の危険性があります。

ハイハイしたり自分で動けるようになると、熱さに気付かず手のひらを押し当てたり、つかまり立ちしようとたくさん触って低温火傷してしまうかもしれません。

基本的には「小さい子の手の届かない場所に設置する」と考えてください。

小さいお子様はまだ皮膚が薄く、大人よりも火傷のリスクが高いと考えて周りに柵をつけるなど対策をしておくとより安心です。

ケノンヒーターは上部(黒いメッシュ部分)がかなり熱くなっているので大人も触らないようにしましょう。

オイルヒーターは機種によっては表面パネルの隙間に小さなお子様が手を入れてしまう危険も。パネルの隙間は熱がたまっているので、表面温度よりも高くなっている可能性があります。

空気が乾燥しないなどのメリットはありますが、やはり安全策は必要です。

ケノンヒーターとオイルヒーター、どんな人におすすめ?

ケノンヒーターがおすすめなのは

  • 使用予定の部屋の広さが10畳程度
  • ペットや赤ちゃんがいて乾燥・ホコリが気になる
  • 足元から部屋を暖めたい

オイルヒーターがおすすめなのは

  • 初期費用を抑えたい
  • 色んなデザインから選びたい
  • 13畳程度の部屋でも単体で使用できるヒーターが欲しい※機種によります
  • 入タイマー機能で起きる時に部屋を暖めておきたい

ご自身にあったほうを選んでくださいね。

ケノンヒーターとオイルヒーターまとめ

ケノンヒーターをオイルヒーターはどちらも消費電力は大きいですが、工夫すれば電気代を抑えられます。

また温風が出ず空気が乾燥しにくいため、エアコンが苦手な方にもおすすめ。

この冬、お家の暖房器具買い替えを検討している方はぜひこの記事を参考にしてください。

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