とろみ飲料が買える自動販売機って?医療・介護の負担が減る理由も解説

    とろみ飲料の自動販売機設置による医療・介護現場での職員の負担軽減とは?

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    近年、高齢者の増加に伴い「飲み込みやすい飲料」の開発に様々な企業が参入しています。

    飲み込む力が弱くなってくるお年寄りでも楽に飲料物が飲めるようにと各社が力をいれているのじゃな。

    そんな中でも「とろみ」を自動で調整できる画期的な自動販売機が登場し話題となっています。

    ここでは「とろみボタン」の付いている自動販売機についてご紹介しながら、どんな飲み物に対応しているのかも触れていきますのでぜひご覧ください。

    とろみボタン付き自販機とは?

    高齢になってくると飲み込む力が弱くなってきて、のどに食べ物や飲料を詰まらせるケースが増えてきます。

    最悪の場合は呼吸ができない、気管に入って危険な状態になってしまうなどの可能性があるのじゃ。

    高齢者の方も健康なときと同じように飲み物を楽しみたいですよね…。

    そこで開発されたのが「とろみ自動調整付きの自動販売機」

    この自動販売機は「とろみボタン」で、飲料にとろみを付けるかの選択が可能です。

    また、とろみの濃さも選べるため、飲む人の体調や病状により使い分けが出来るようになっています。

    1. 「中間のとろみ」
    2. 「濃いとろみ」
    3. 「薄いとろみ」

    この3つから選んでお好みの加減でとろみをつけられます。

    段階を付けて感じる味の調整も出来るようになっているそうです。

    とろみ自動調整付きの自動販売機は三重県四日市市にある食品メーカーのニュートリーと愛知県大府市にある自動販売機運営会社・アペックスの協力によって作られました。2019年から多くの病院や介護施設で導入されています。

    とろみを自販機が
    つけるメリット

    • 職員の負担が軽減する
    • 均一で個人に合ったとろみが提供できる
    • 本体のメンテナンスも簡単
    • ヒューマンエラーを防げる

    これまでは入院患者や介護施設利用者の飲料は職員がとろみを付けていたそうじゃが、自動販売機が導入されて負担が軽減したんじゃ。

    人間の手でとろみを付けるとどうしても個人差が生まれ、ダマが残ってしまったりしていました。

    自動販売機を導入すれば完全自動で個人に合ったとろみ具合を職員の負担なく提供できます

    最近は医療・介護現場が深刻な人手不足だとよく聞くので、簡単なメンテナンスで仕事を自動化できるのはすごく便利ですね。

    医療・介護の現場でミスを少なくするためには、職員の労働負担軽減が必須の課題

    職員の労働負担軽減で施設全体のサービス力は飛躍的にアップしますので、ぜひ病院・介護施設においてはこうした自動販売機をひとつ導入してもらいたいところです。

    とろみボタン付きの自販機では何が飲める?

      とろみボタン付き自動販売機では

    • 3種類のコーヒー
    • 緑茶
    • 抹茶ラテ

    などが飲めます。

    お年寄りやとろみのある飲料を利用している方には非常にありがたいサービスですね。

    ちなみにどの商品も100円(税込)から販売されていて、とろみの有無によって値段が変わらない設定となっています。

    また、水ボタンもあり薬を飲むときにとろみのある水が欲しい人にも便利な仕様です。

    もちろんホットドリンクも提供しているため、お湯も選べます。

    温度はHOT45℃前後COLD20℃前後じゃ。やけどや冷たさでトラブルにならない温度じゃな。

    とろみボタン付き自販機はどこに置かれる?

    とろみボタン付き自販機は2021年までに全国設置台数2万件を目標としているそうです。

    今後は病院や介護施設で多く見かけるようになるんでしょうね。

    両親を介護している方や入院中の方の世話をしている人にとっても、とろみボタンがある自動販売機はとても便利です。

    これまで自分でとろみ材などを使い調整していた手間が省けますので、介護負担の軽減にも大きく役立つのではないでしょうか。

    多くの医療・介護現場に設置されて職員たちの負担が軽減されるのが待ち遠しいのじゃ。

    まとめ

    少子高齢化問題が深刻な昨今、「とろみ自動調整付き自動販売機」の画期的なアイディアはとても有用です。

    こちらの自動販売機の特徴は

    1. 100円(税込)~から販売されている
    2. 水・お湯にもとろみがつけられる
    3. コーヒーや緑茶・抹茶ラテもある

    特に外出先で薬を飲む際にとろみのあるお水が購入できるのは助かりますよね。

    今後は有料老人ホームでも利用が検討されているそうで、職員の負担軽減も大きなメリットとなりそうですね。

    ぜひ、いち早くいろいろな施設でとろみボタンの付いている自動販売機の普及を願いたいと思います。

    参考サイト:株式会社アペックス

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