ネスレの新事業『マチエコ便』ってなに?特徴やサービス内容を解説
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2018年にネスレ日本が新事業・新サービスとして打ち出したものが「マチエコ便」です。
簡単に説明すると
- 自宅から近いECO HUB(エコハブ)に、定期便商品を取りに行くことで割引がされる
- ECO HUB配達員は送付先まで荷物を届けることで謝礼をもらう
というサービスです。
東京と大阪の一部地域でサービスが実施されていて、順次エリアを拡大しているのですが、現在のところ
- ネスレ
- ファンケル
- P&G
の商品がマチエコ便に対応しています。
自分の家や店舗をECO HUBとして登録し、近くの家まで商品を配達することで、ECO HUB側も謝礼が貰えるんですね!
そんなマチエコ便をもっと詳しくご紹介するために、ここではマチエコ便の特徴やサービス内容を見ていきます。
マチエコ便・ECO HUBって?どんなサービスなの?
まずマチエコ便をご紹介するためには、このサービスの肝である「ECO HUB」について理解しないといけません。
ECO HUBというのは、ものすごく端的に説明すれば「一般人の自宅・地域の商店(店舗)が荷物の中継所になる」ということです。
また、ECO HUBに登録した方は、近隣の家まで「配達員として活動することができる」ようになっています。
ちなみに、なぜこのサービスが生まれたのかといいますと、
- ネットショッピングの浸透による物量の増加
- 燃料や段ボールの値上げによる配送料の値上がり
- 在宅率の高い一般人(シニア世代など)が配達員の代わりをしてみてはどうか
- 商品を受け取る側は割引価格で商品が買える
- ECO HUB配達員は謝礼が貰える
こうした流れと考え方によってネスレが打ち出したのがマチエコ便です。
ネスレの定期便を利用している方にとっては、「商品が5%オフで購入できる」というメリットがありますので、少しでも家計を抑えたい主婦の方などにはおすすめのサービスと言えそうですね。
また、ECO HUBに登録された方には、商品の配達によって謝礼が支払われ、さらには地域交流が促されるということでメリットはいくつかありそうです。
マチエコ便の利用方法は?どれくらい商品が安くなるの?
マチエコ便の利用方法は2つです。
- 近所に設定されているECO HUBに荷物を取りに行く(商品受け取り側が料金5%オフ)
- ECO HUBが荷物を近所の家に届けに行く(配達側が謝礼を受け取る)
荷物を届けてもらう場合、受け取り側にとっては通常の運送会社を経由するのと変わりはありませんが、商品がダンボールなどに梱包されていないということで「エコ」であるとされています。
ちなみに対応しているネスレ・ファンケル・P&Gのすべての商品がマチエコ便で取り扱われているわけではありません。
商品の代金が5%オフになるというのはなかなか魅力的ですが、しかしこのサービスにデメリットはないのかというのも気になるところだと思います。
次にこのマチエコ便のデメリットについても見ていきましょう。
マチエコ便のデメリット
なんとなくマチエコ便について分かってきたところではありますが、ひとつ疑問や不安な点があると思います。
それが「ECO HUBの信用性」
大手の会社であるネスレから運送会社を経由して商品が届く、という通常のパターンでは安心して商品が購入できても、「一般人宅(もしくは店舗)」を経由しての配送というのはちょっと不安がありますよね。
その点についてはマチエコ便が発表された当初、ニュースなどでも取り上げられていましたので一部ご紹介しておきたいと思います。
引用:BIGLOBEニュース
要約するとマチエコ便のデメリットは以下の点が挙げられます。
- 見ず知らずの近隣住民に自分の住所を知られる不安
- 近所の人とはいえ、自宅まで配達されるのは怖い
たしかに、オートロックのマンションなどに住んでいるひとり暮らしの女性などにとっては、メリットよりもリスク(デメリット)が大きそうなサービスですね。
ただ、地域交流やシニア世代の活躍の場として考えると悪くないサービスのようにも感じますね。
まとめ:マチエコ便を利用する際には自己責任で
ご覧いただいたようにマチエコ便にはメリットとデメリットの両方があります。
自分が知っている方などがECO HUBに登録しているのであれば安心ですし、また男性の方であれば女性よりも気軽に利用ができそうなサービスです。
割引・謝礼といった双方にメリットがあるサービスですので、出来れば安全に活用されていってもらいたいものですが、不安がある方は5%の割引を得るよりも通常の配送を選んだ方が無難ではないでしょうか。
マチエコ便登録して、旦那に取りに行ってもらおうかな。
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